「ボランティア」の歪んだ解釈

 近年、本来は有償で募集するべき業務の人員を、募集側の勝手な解釈で無償のボランティアとして募集している自治体や民間団体をチラホラ見かけます。前回、本館の方に書いた記事の某団体もその一つです。

https://magi-network.xyz/2021/06/05/ぱそこん何でも相談室/

例えば、最近だとオリンピック開催のためにボランティアを募集してますが、辞退する人が多くなり代わりに人材派遣会社がボランティアと同じ業務内容でスタッフを募集しています。

同じ業務で無償ボランティアと有償労働者がいるわけです。おかしい話しです。

五輪運営側の、ボランティア(無償労働者)の人数が減ったので、仕方がなく派遣で人数を補充するという意図が露骨に現れていて非常に不快です。

そもそもオリンピックのボランティアがはたして社会貢献なのかは疑問ではありますが。